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先日,安倍首相がアメリカの両院合同議会にて演説を行いました。色々なニュースでやっているので知っている方も多いと思います。こういう時,誰が英語を考えているんでしょうね?まさか安倍首相本人が考えているわけじゃないでしょうし,かなりプレッシャーな仕事ですよね。安倍さんが日本語案考えて誰かが訳しているのかな?安倍首相が演説の練習をしているのが目撃されているとかいないとか。

今日は安倍首相の演説から個人的キーワードをピックアップしてご紹介します。
安倍首相に限らず,演説から単語を勉強するのはいいやり方で役に立つと思います。しかも,きちんとした日本人英語(今回のように)は,発想が日本人っぽいため,自分が英語を使うのにとても役立ちます。ネイティブの英語は当然ネイティブっぽいので,構文的になかなか難しいことも多いですからね。

安倍首相の米国議会演説(前編)

安倍総裁_0165_1116


“Today, I am honored to stand here as the first Japanese Prime Minister ever to address your joint meeting. I extend my heartfelt gratitude to you for inviting me.”
このたびは上下両院合同会議に日本国総理として初めてお話する機会を与えられましたことを、光栄に存じます。お招きに、感謝申し上げます。

heartfelt 心からの (≒ hearty, sincere, genuine)
extend (招待,感謝の気持ち,親切,謝辞などを)施す,述べる


● extendは「拡張する」とか「…まで及ぶ」という意味でよく用いられますが,このようにフォーマルでは offer の意味で用いられるの初めてしりました。演説の中で2回使われています。
I'm honored to・・・「…できて光栄です」というのも鉄板表現です。


“I have lots of things to tell you. But I am here with no ability, nor the intention, ... to filibuster.”
お招きに、感謝申し上げます。申し上げたいことはたくさんあります。でも、「フィリバスター」をする意図、能力ともに、ありません。

filibuster (議会などで)長時間演説し議事を妨害する(こと)

● 初めて見た単語です,時間の引き伸ばし(stall for time)をして議会を邪魔するっていう意味みたいです。日本語にはない単語ですね。


“Ladies and gentlemen, my first encounter with America goes back to my days as a student, when I spent a spell in California.”
私個人とアメリカとの出会いは、カリフォルニアで過ごした学生時代にさかのぼります。

spell しばらくの間(≒ while)

● spellといえば「綴り,魔法,魅力」の意味しか知りませんでした。一定の期間という意味があるみたいです。ちなみに魅力にかんしては,I'm under your spell.「あなたに魅せられている」のように使います。


“My dear friends, on behalf of Japan and the Japanese people, I offer with profound respect my eternal condolences to the souls of all American people that were lost during World War II.”
親愛なる、友人の皆さん、日本国と、日本国民を代表し、先の戦争に斃れた米国の人々の魂に、深い一礼を捧げます。とこしえの、哀悼を捧げます。

condolence 哀悼,哀悼の言葉,お悔やみ

● このような大統領の演説では必ずといっていいほど使われる超超頻出単語ですね。on behalf ofは…を代表しての意味で頻出です。profoundは(変化や感情,程度が)深いという意味です。


“Next to General Snowden sits Diet Member Yoshitaka Shindo, who is a former member of my Cabinet. His grandfather, General Tadamichi Kuribayashi, whose valor we remember even today, was the commander of the Japanese garrison during the Battle of Iwo Jima.”
もうおひとかた、中将の隣にいるのは、新藤義孝国会議員。かつて私の内閣で閣僚を務めた方ですが、この方のお祖父さんこそ、勇猛がいまに伝わる栗林忠道大将・硫黄島守備隊司令官でした。

valor (困難や危険に立ち向かう)勇気
garisson 守備隊,駐屯部隊


● 形容詞はvalorousで「勇敢な」となります。勇気があるというと,brave, courageous, valiantなんかが思い浮かびますが,この単語は初めて見ました。cabinetは議会,commanderは司令官です。


“In this way, prosperity was fostered first by the U.S., and second by Japan. And prosperity is nothing less than the seedbed for peace.”
こうして米国が、次いで日本が育てたものは、繁栄です。そして繁栄こそは、平和の苗床です。

seedbed 苗床

● seed「種子」のbed「床」でそのままですね。植物の苗床の意味もありますし,このように比喩的に…が育つ場所という意味で使われます。ちなみに犯罪などの温床はhotbedといいます。fosterは育む,育てるという意味です。


いかがでしたでしょうか?
色々なソースから単語を勉強するのはとっても効果的で,演説もおすすめのネタですよ!次回は後編をお届けします。

<参考>
English text
Japanese text
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本日は以上です。
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